2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アルビレオ特急公演「4A.M.」

先日、夢マート前を通っていたら、いつも閉まっている「かね屋」が開いていて、何かやっていた。置いてあったチラシを見ると、近々お芝居の公演があるらしい。(会場は「かね屋」ではなかった。) 【日時】 ・2012年11月23日(金)18:00開演 ・24日(土)13:…

サイード「ヴィーコ」

第6章「ヴィーコ――身体とテクストの鍛練=学問(ディシプリン)に関して」1976○『新しい学』におけるヴィーコの洞察 人間の現実を論じるにあたっては、たんなる論理的意味の外部に、何か向き合って取り組むべきものがつねに存在するという洞察。この何もの…

熊本市現代美術館「生きる場所 ボーダーレスの空へ Sky over My Head」

熊本市現代美術館開館十周年記念イベントとして、下記の展示が開催中。 熊本市現代美術館|熊本市現代美術館 開館10周年記念展 生きる場所 ボーダーレスの空へ Sky over My Head 【会期】2012年9月29日(土)〜12月9日(日) 【出展者】栗林隆、塩田千春、照…

サイード『故国喪失についての省察1』2〜6章

以下の各章を読む。個別の作家論的な内容だ。 ・第2章「未解決のアマチュア」シオラン論 ・第3章「終わりなき内戦」T・E・ロレンス論 ・第4章「偶然性と決定論のはざまで」ルカーチ論 ・第5章「コンラッドとニーチェ」 ・第6章「ヴィーコ」 長くなる…

『太宰治全集3』

ずいぶん長くかかったが読了。全体に明るいトーンの作品や、意欲的な試みのものが多く、中期の代表作「走れメロス」「駆込み訴え」や、女性一人称語りの「皮膚と心」、メタフィクション的な「女の決闘」が収められている。太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫)作者:…