高知県立文学館「文学 Media Art展」

  高知県立文学館の2012年度展覧会「文学 Media Art展 紀貫之からライトノベルまで」が開催中である。
高知県立文学館|南国土佐から、文学の魅力を発信していきます。
【会期】2013年2月9日(土)〜4月7日(土)
【会場】高知県立文学館(会期中休館日なし)

  この展覧会は、文学とメディアアートという異なる分野の芸術のコラボレーションによって、より深く芸術世界を楽しもうという試みです。
  文学は、基本的には文字という媒体を通して作品世界を楽しむものです。
  一方のメディアアートは、新旧のテクノロジーを媒体(メディア)として使い、生み出される芸術です。
  一見、全く異なる芸術分野であるように思えますが、文学とメディアアートの出会いは、思いもかけない魅力ある作品を生み出しました。手ざわりや映像、音など、感覚を駆使して作品を楽しんでみてください。
  作品たちは、きっと皆さんにいろいろなことを語りかけてくれます。

  チラシが色鮮やかで目に入ったので、県立図書館でもらってきた。
  この展示は東京都写真美術館の企画展「文学の触覚」(2007年12月15日〜2008年2月17日)を元に再構成したオリジナル企画だという。取りあげる作家は、紀貫之寺田寅彦谷崎潤一郎平野啓一郎舞城王太郎ら。
  文学×メディアアートの試みは興味深い。小説の文字がこちらの動きに合わせてウニョウニョ蠢いたりするのだろうか。また「文学のひびき」のセクションでは、初音ミクの「うたう紀貫之」と声優・小野大輔の「よむ紀貫之」があり、つい気になってしまう(「人はいさ……まっがーれ!」とかいうのだろうか←いわねーよ)。

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