熊日本社へ行く

  県立図書館で昭和30年頃の熊本日日新聞マイクロフィルムで見ていたら、原紙が破れていたり夕刊が欠けているところがあったので、レファレンス係に尋ねると、熊日が独自にデータベース化しているので、もしかしたらそちらでちゃんとした紙面を見ることができるかもしれないと教えてくれた。
  そこでデータベース部という部署に問い合わせたところ、該当箇所の紙面は閲覧できる由。早速、直接本社に行って見せてもらった。
  こちらではデータベースは一般には非公開になっているらしく、該当する年月日ページを申請すると、担当者がデータをプリントアウトしたものを持ってきてくれる。閲覧は無料で時間もかからない。ただしコピーそのものは持ち帰りできないので、必要な箇所は全部書き写さなければならない(恐らく紙面を使用許諾なく勝手に使用されることを防ぐための処置だろう)。
  取りあえず古い年度の紙面で、マイクロにもないものがこちらで閲覧できたのは嬉しかった。ただ会社の一部署なので、平日しか受付してないのがネック(当たり前だが)。
  熊大図書館でも新聞記事データベースは閲覧できるようだが、1988年5月以降の記事しか検索できない。
熊本日日新聞記事データベース | 熊本大学附属図書館